[和僑]

更新日:
Wed, Nov 3, 1999

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[議論目次]

海外生活総合情報センター

和僑ネットの関わり方(98.08.01藤川)
和僑ネットの関わり方(98.08.01深村)
和僑ネットにとっての意義(98.08.01、深村)
海外生活総合情報センターについて(要約)(98.07.31、藤川)


和僑ネットの関わり方(98.08.01藤川)

フォロー頂いた通りの考えを私は抱いております。私は基本的に現地で活躍して いる日本人創業経営者との連携を第一に考えております。現地に根付く為の努力 を重ね、先輩としてその基礎を築いた日系人の方を中心に周辺を纏めて行くべき です。そうすれば、海外で活躍する日本人のニーズが的確に把握できますから、 次のビジネス構築のヒントも掴める筈です。

勿論、極めて例外的な地域があります。現在私が事業推進をしているシンガポー ルの場合は、アジアに於ける小国ですから、政府の影響力が強く、また私の本業 の関係から政府系の金融機関との関係が深いので、下手に弱小の日系企業と組む よりはシンガポール政府関係金融機関並びにシンガポール系企業との連携を図る のが最も円滑に物事が進むと確信しております。それは何よりシンガポール政府 系金融機関が早くからこの私の構想に理解を示してくれ、日常的に連絡を続けて いてくれるからです。シンガポールの様な場合は、先ず安心できるビジネス構築 を私がして、その上で現地在住の方々がビジネスチャンスを共有して頂くのが、 的確な手順だと思います。


和僑ネットの関わり方(98.08.01深村)  

現地の有力企業を中核にしながら、和僑のメンバーがパートナ ーグループとして存在する。その際、和僑メンバーの中にふさわしい企業や個人 がいれば、そこが中核となることも考えられる。そこまでいかなくても、パート ナーグループには様々な形で参加できる、留学生が可能な範囲でアルバイト的に 参加することも考えられる。基本的にはこんなイメージで考えていいのでしょう か?


和僑ネットにとっての意義(98.08.01、深村)

いくら優れたビジネスプランでも、どうやって顧客を見つけ、どうアプローチするか、代金回収の仕組みをどうするか、実はこのあたりの方がもっと難しいことはご承知の方も多 いかと思います。
 この点藤川さんのご提案は、結論からいうと、世界に居住する日本人のネット ワークが存在し、代金回収の仕組も不安はないというもので、あとはニーズに対 応する優れた商品・サービスさえ提供できればいいというわけです。


海外生活総合情報センターについて(要約)(98.07.31、藤川)

・主な業務:「海外に赴任する日本人(海外駐在員など)の各種支援サービス」(これから海外に出向く方々の滞在ビザの取得から引越し便の手配、海外通販、日本で受け取る郵便の転送サービス、日本の親類縁者に対する慶弔金代行サービスなど100以上のメニューがある)

・HPアドレス:http://www.kaigai.co.jp/

・顧客:官公庁と大企業を中心に約180社(主な会員企業:通産省、コマツ、川鉄商事、三菱マテリアル、日野自動車、中央信託銀行、三井不動産、住金物産、ダイフク、ショーワ、ケンウッド、ヤマハ発動機)

・事務局代行先:JCB、VISA Japan、ダイナース、JALファミリークラブ、日本テレコムフレンドリークラブ、JCM(海外生活クラブ)

会員数:駐在員の個人会員95000所帯、留学生やWorking Holiday Visaによるカナダ、オーストラリアに出向く方々を加えると約10万所帯の個人会員

考えられるマーケット: 官公庁と大企業を中心にした180社の法人マーケット、約10万所帯の個人会員+40万名は居ると推定している出張者(短期滞在者)

メリット:官公庁と大企業の社員或いはクレジットカード会員だから、貸し倒れの恐れが基本的にない、優良な個人客が会員であるという事。

問題点:海外にはしかるべき拠点がない。現地での細かいケア、特に、帰任する際のサービスが出来ていない事

今後の方向: 業務上のパートナー企業の発見、現地の有力企業との提携方式(シンガポールとインドネシアを除く)。ここに和僑メンバーの協力可能性が大きい。