[和僑]

更新日:
Wed, Nov 3, 1999

トップページ

和僑について

これまでの議論

和僑通信

和僑メーリングリスト

和僑会議室

和僑辞典

 

 

 


Hosted by
Wakyo Server

[議論目次]

公衆インターネット・サービス構想

音声認識機能(98.08.21、深村)
人材活用と公衆インターネット・サービス(98.08.21、深村)
人材活用と公衆インターネット・サービス(98.08.21、藤川)
フォーラムの活用(98.08.07、深村)
インターネット支援(98.08.07、深村)
基本コンセプト(要約)(98.07.31、藤川+深村)


音声認識機能(98.08.21、深村)

 おばちゃんの話で触れたチャットと音声認識の話にここで再度触れます。私の イメージでは高齢者は豊富な知識を生かしたアドバイス集団みたいなイメージが あります。彼等が企業の悩みに答えるというような場面を想定します。個別の 色々な意見をバラバラに出しても余り相談する方にはメリットがなさそうです。 彼等同士の議論がなされたエッセンスが重要という気がします。できれば相談者 本人がこの場にいたほうがいいかもしれません。テレビ会議も頭に置いた上で、 チャット機能が考えられそうです。このとき、彼等にキーボードから入力させる のは難しい。とすれば入力代行(話すスピードとのタイムラグが小さければ、チ ャットの魅力が効果的に活用できそうです)、あるいは、音声認識機能が面白い のではと思います。

 多分これは、ISの魅力にもなりそうです。高齢者同士がストレスを感じずに ネット上でコミュニケーションを図ることができます。話相手を見つけるのが個 人では難しければ、各地のISで登録するなんてことができそうですね。

 おばちゃんにとっても同様と思います。日本の友達と話をしたり、同じ海外に いる同士で悩みを相談したりというイメージです。


人材活用と公衆インターネット・サービス(98.08.21、深村)  

イメージ的には同意見です。あとはビジネスとして成 り立つほどの需要があるかどうかですね。方向としてはISを考える中でどの程 度機能として取り込めるかでしょうかね。或いは、この部分はペイしないという ことを前提に、行政の補助金を考えてもいい分野かもしれませんね。駄目かな?

 もう1つ、スワヒリ語やらアラビア語について人材DBというのは1つの話題 としておくとして、国際ビジネスの支援人材DBというのは重要そうですね。和 僑のメンバーが何をできるか、さらには、和僑に協力意向を示している海外企業 DBなんていうのが今後の方向の1つかなと思います。ここでは多分、井戸さん のいうスキル検証の考え方が重要な気がします。日本企業と取り引きしたい企業 なんて、インターネットの掲示板に載せれば山ほど見つかると思います。その中 から日本の企業にとって役に立つというのをピックアップできるかどうか。そし て、それをできるのこそ和僑という気もします。


人材活用と公衆インターネット・サービス(98.08.21、藤川)

先ずその地域の人材のデータベースが出来るのが最初だと思います。 インターネットの優位さは、地球の表面に点在している需要を掬い上げられる メディアであるということです。地域間距離を無視できますから、地球の果てと 果て、例えば日本とそのもっとも離れた距離の南米との需要を相互に繋ぐ事 が可能なのです。

すると上記に頂いた事例では、日常的ではない出来事即ち、突然、スワヒリ語 の手紙を読まなければならなくなった人が、例えばJakesに相談メールを入れる と、アフリカに駐在した経験があり定年退職をした元商社マンでスワヒリ語が堪 能な人が旭川に済んでいるのがJakes Human Resources Bata Baseによって 分かり、連絡をとることでその需要に応えられるという手順です。現時点で問題 なのは、それぞれの人がパソコンを持ち、インターネットとの接続を個人的にで も果たし、それぞれが不慣れなウェブの中をうろうろしなければならないという ことなのです。例えば、公衆インターネットサービスが完備されていて、スワヒリ 語の手紙を受け取った人がそこに駆込んで手紙をスキャナでJakesに送信して もらい、それをJakesが旭川の公衆ISに送信し、スワヒリ語使いの元商社マンが 自転車かなんかでそれを取りに立ち寄り場合によってはそこで手書きで日本語 にしたものを、公衆ISにてワープロ処理してJakes経由で返信すれば、需要に 応えられるのです。勿論、公衆ICは郵便局ですから、送信に関しては通信費を その場で頂くかクレジットカード決済をしてもらいます。翻訳をお手伝いした元 商社マンは当然アルバイト料を得なければなりません。

実現にはデータベースの作成とか、井戸さんが指摘していたスキルの検証 などクリアしなければならない課題が山積しています。しかしイメージとしては、 上記の如くになるのではないかと思います。

高齢者にしても、町内に公衆ISがあることで、上記の形でその能力を必要とされ る様に出来る筈です。

今すぐ実現できる話ではありませんが、こう考えると楽しいのでご返信しました。


フォーラムの活用(98.08.07、深村)

 このサービスの付加価値として、フォーラムを作ることも考えられます。特に 帰国子女の問題を考えれば、親も子もそれぞれ帰国後の不安を抱えているのでは ないかと思います。この(サービス)センターに来れば、他の同様な悩みを抱え る親同士、或いは子供同士がインターネットを使って様々な悩みを相談し会える、そんな場所が考えられないでしょうか。


インターネット支援(98.08.07、深村)

公衆インターネット・サービス(仮称)の事業の1つとして、インターネット 教室を作り、10台くらいのパソコンを並べ、インターネットの使い方から、日本 語で情報発信するところまでを習得する場の可能性が考えられないでしょうか。 インターネット学校は考える人間がいるとしても、日本語でのホームページ作り までやるところは日本人以外にいないでしょう。講師は日本にいくらでもいそう です。1年間学生に休学してもらって海外での生活を体験しないかといえば希望 者は少なくないと思います。


基本コンセプト(要約)(98.07.31、藤川+深村)

・日本語でインターネットにアクセスできる場所、日本語による情報一般を提供する場所

・海外出張時もパソコンを使いたいというニーズがある(電子メールの送受信、アクセスポイントがない、持参したNotePCが壊れるなど)

・ホテルからインターネットにアクセスするのに悪戦苦闘している人間や、重いパソコンなんか持っていきたくないという人もいる。

・旅先で感じたことや面白いと思ったことなどをメールで送ったり、自分のホームページに載たいという人

・自分の会社の動向を旅先でも常につかんでいたい経営者など

・ホテルのビジネスセンターでも、英語サポートはあるが、日本語サービスは考えられない(日本語のメールを読んだり書いたりできる場所が必要)

・さらには、インターネットを自ら使いこなせはしないけれど、その機能は享受可能な人々は少なくない

・構想中の事例
ヒマラヤ山系に登山旅行するバックパッカーに対するサービス・センター
二週間に一度と程度麓に降りてきて、このセンターに寄ることになる。その際、日本と連絡をとる為のサービスを提供。

ヒマラヤ山系で撮った写真や現地で購入した絵葉書に手書きしたものなど、近況を伝えるものを、スキャナで取り込んだり、その場でデジタルカメラやビデオで写して上げたりしてインターネットで日本のセンターに送信。受信先では、綺麗にプリントアウトして、日本の留守宅に速達や宅急便で送付するサービス。

逆に日本の留守宅から現地に居る旅行者に対しての情報送信も。

ドメインを取得してメモリを多めのサーバーを保有している方ならば、すぐに提供可能。設備投資もスキャナやカラープリンタなど、対して掛からない。

決済は当然、クレジットカードか前払い(Deposit)、場合によって留守宅の与信。 海外自由旅行者にはとかく現金が不足気味なので、現金をその場で徴収しないで、しかも貸し倒れが無い様にする必要性。

この点、海外情報センターはクレジットカード会社の事務局をしているので、クレジットカードでの決済は可能。

出張者や短期滞在者或いは自分でコンピュータを操作出来ない日本人在住者の方々

将来展開(サービスの付加): 海外情報センターのサービス提供拠点、海外通販事業など